この度、2023年度学生自治会中央執行委員長の大任を拝しました、教育学部児童教育学科4年の池ヶ谷伸之(いけがやのぶゆき)と、文学部人間学科4年の塩野美幸(しおのみゆき)です。
創大生の皆さん、日頃より学生自治会への多大なるご協力と、活動への御理解をいただき、誠にありがとうございます。学生自治会は2023年度、「文化・芸術」をテーマに掲げ、創立者池田先生の示してくださった平和への展望を、創大生から体現していくとの思いで、出発いたしました。
創立者池田先生は創価大学開学の日に、一対のブロンズ像とともに「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」との指針を贈ってくださいました。創立者は、建学の精神とともに、人間主義の大学で学ぶ学生のために、この精神を示し残してくださっております。創価大学における創立の精神とは、言葉や指針としてだけではなく、全て創立者から創大生へ向けたご期待でもあると感じております。創価大学開学から50年が過ぎた今もなお、創立者は入学式、卒業式、創大祭と記念行事で長文のメッセージを寄せてくださるなど、私たち創大生を見守り励まし続けてくださっています。創立者に見守っていただきながらの創大生活を送ることができることへの感謝を胸に、それぞれの活躍の場・使命の場で創大生との誇りも高らかに進み続けてまいりましょう。
そのために学生自治会役員は、創大生お一人おひとりが創価大学に来てよかったと心から感じられる創大生活を送っていけるよう、精一杯尽力させていただく決意です。創大生が今、何を求め、何を必要としているのかという点に常にアンテナを張り、学部での学びや学生生活をサポートさせていただくためにも、教職学の連携の役割を学生自治会が担い、学生の声をしっかりと繋いでいきたいと考えております。その中で、創立者が仰ってくださった「学生主体」の伝統を残していくためにも、自治会役員として、創立者のお心を徹して学び、若き創立者として創大建設に走り抜いてまいります。
新型コロナウイルス感染症も、現在は「with コロナ」「アフターコロナ」として、新たな時代へと進み始めております。創価大学も草創期より繋がれてきた多くの伝統が感染症によって途絶えておりましたが、これから新たな時代の創価大学を作るための転換期を迎えております。今こそ、学生主体の精神で教職学が一体となり、創立者根本・創立の精神根本で創立100周年に向けて創価大学全体が一体となり新たな歴史の建設へ向けて進んでまいりましょう!!